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入居者が選ぶ!魅力的なアパートとは?


賃貸物件の価値は、築年数が経つにつれて資産価値下がり、それに伴い空室リスクが上昇します。しかし近年では部屋探しにおける価値観が多様化し、従来の「新築、築浅第一主義」から少しずつ変化しています。



この多様化したニーズに応え、顧客が魅力を感じる物件を提供できれば、古い物件でも競争力を保ち、空室問題に悩むことは減るでしょう。



本投稿は、入居者が「住みたい」と思えるような魅力的な賃貸アパートの特徴について、お伝えいたします。



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【本記事でお伝えする結論】

 


1.入居者が求める魅力的なアパートの条件


入居者が求める魅力的なアパートの条件

物件探しにおける重要な要素とは?


賃貸物件を探す場合、多くの方は賃貸検索サイトを利用することが一般的です。その中でも特に最重視される要素は「立地」と「家賃」です。



物件の立地が通学や通勤に便利であれば、利便性が高いと評価されるため、そのエリアを中心とした部屋探しを行う可能性が高くなります。そしてもうひとつ重要なポイントとなるのが家賃です。



部屋探しされる方は、同サイトを利用して家賃予算内に収まる部屋を探します。さらに同サイトにはエリア内の家賃相場も掲載されているため、募集家賃と相場が乖離していると、安い物件に流れる可能性が高まるため、適正家賃で募集することが重要になります。



加えて設備や内装の充実度も、客付けにおいて大きな影響を与えます。物件を募集する際には、家賃以上の価値を感じさせる工夫が成功へのポイントとなってきます。


人気設備と条件を徹底調査


人気設備と条件を徹底調査


全国賃貸住宅新聞社では毎年10月に、「人気設備ランキング」を発表しています。このランキングは賃貸仲介会社や管理会社のアンケートを基に作成されており、どの設備を導入すれば入居率を高められるか、また将来的な賃貸経営の指標となる、有益なデーターと言えます。



このランキングには、「この設備がなければ入居が決まらない、必須設備編」と「この設備があれば周辺相場より家賃が高くても入居が決まる、付加価値編」にそれぞれ分かれています。



その中でもインターネット無料は、単身向け、ファミリー向け物件で複数年連続して第一位に選ばれるほど、支持を集めてる設備です。



部屋探しする方は、設備が充実している物件を選ぶ傾向があるため、このような人気設備を導入することで反響が増え、入居促進に大きく役立ちます。


▶人気設備ランキングの詳細は、過去記事をご覧下さい。



入居者のニーズに合わせたリフォームのポイント


入居者のニーズに合わせたリフォームのポイント


入居期間や築年数が長くなると、内装や設備の経年劣化は避けられません。そのため、退去のタイミングで内装や設備を新しくすることで、入居者が求める魅力的なアパートとなり、入居促進に繋げやすくなります。



部屋探しされる方は、内見時に家具や雑貨が部屋と調和するかどうか、確認する傾向があります。そのため内装を張り替える際には、入居者に人気のあるインテリアスタイルを意識することで、物件の競争力が向上し、客付けで有利になります。



また物件築年数が20年を超えると、設備の老朽化や収納スペースの不足が問題となり、適正家賃で募集しても空室が埋まりにくくなります。



しかし近年では部屋探しの価値観が多様化しており、築年数が古い物件でも現代のライフスタイルに合ったリノベーションを行えば、築年数の古さは集客において、特に不利になることはありません。



そのためリノベーションの際に、設備や収納をリフォームすることで競争力が増し、早期成約につながる可能性が高まります。


▶入居者のニーズに合わせたリノベーションの詳細は、過去記事をご覧下さい。


内見の際に重視すべき点


内見の際に重視すべき点


部屋探しされる方は、平均して3件ほどの物件を内見してから、契約する物件を選ぶ傾向があります。そのため競合物件と比べ、物件周りや共用部分が清潔に保たれていなければ、内見者は「安心して暮らせそうもない」と判断し、他の物件で契約してしまう可能性が高くなります。



内見における第一印象は非常に重要であり、細部への配慮が内見者の心をつかむカギとなります。



さらに近年では集客力を高めるために、防犯対策を強化する物件が増えてきています。新築物件ではホームセキュリティーや、オートロックが標準装備されていますが、古い物件ではコストの問題から、設備の導入が難しいのが現状です。



しかし防犯カメラやテレビ付きモニターフォンといった防犯設備を備えることで、防犯抑止効果が向上し、内見者に「安心感」を与えられることから、入居の決め手のひとつになる可能性があります。



特にテレビ付きモニターフォンは、各部屋に標準装備しないと客付けは厳しくなります。


2.空室が埋まらない理由


空室が埋まらない理由


賃貸市場において、部屋探しに対する価値観はますます多様化しています。そのため、適切な空室対策を行えば、たとえ築年数が古い物件であっても、空室が長引くことは少ないと言っても過言ではありません。



空室が埋まらない理由は複数の要素が影響していますが、一般的な原因として挙げられるのは、物件の立地条件、募集家賃の設定、そして設備不足といった点です。



これらの問題に対処するためには、まずはエリア内にある競合物件の市場調査を徹底的に行うことが不可欠です。この調査を通じて、物件が持つ強みと弱みを明確に把握し、それを基盤として戦略的な改善策を練ることが重要になります。



さらに家賃や初期費用の見直しを行い、入居者が求める人気設備を導入・充実させることで、賃貸検索サイトにおける反響数増加させることが期待できます。



このように集客効果を高めれば、内見時における第一印象も向上し、成約率アップに繋がる可能性が高まります。


3.魅力的なアパートをPRするには?


魅力的なアパートをPRするには?

どれほど魅力的な部屋を提供しても、内見に繋げられない/成約に失敗することが多くなれば、それは単なるモデルルームとなってしまいます。



効果的に訴求力が高いアパートをPRするには、SNS媒体を活用して物件認知度を向上させることや、募集条件を一部緩和することが挙げられます。



賃貸物件は20~30代の利用者が多く、この年代は情報取集する際、時短検索とリアルな情報を求めSNSを積極的に活用していまいます。このため、部屋の魅力を引き立てる写真や情報をSNSに投稿することで、物件の注目度が高まるため、内見予約につながりやすくなります。



また部屋探しされる方は、契約時に支払う初期費用を抑えたいと感じているものです。そこで敷金・礼金の撤廃や、フリーレントの導入など、初期費用を一部緩和する施策を取り入れることで、費用負担を大幅に軽減できます。



このような対応は仲介担当者にとって、クロージングがしやすい環境となるため、結果的に成約率の向上に繋がるでしょう。


4.まとめ


今回は、入居者が「住みたい」と思えるような魅力的な賃貸アパートの特徴について、お伝えしました。冒頭でお伝えしたポイントを、もう一度確認してみましょう。





近年の賃貸市場は全国的に空室率が悪化し、特に競争力が低下した築20年以上の物件は、適正家賃で募集しても客付けが難しくなっています。



早期に空室を解消するには、ただ単に家賃を値下げするのではなく、費用をかけても入居者が住みたくなるような、魅力的な部屋を提供した方が効果的です。

  





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空室対策コンサルタント 有限会社山長
有限会社山長 長田 穣

取締役 長田 穣(オサダミノル)

アパート経営、空室対策コンサルタント


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