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【賃貸リノベーション】壁付けから対面キッチン変更は失敗する3つの理由


築年数が経過すると物件資産価値が低下し、早期客付け/家賃維持が難しくなります。特に賃貸物件の顔ともいうべきキッチンが古いままだと、内見時の第一印象が悪くなり成約率にも影響が出てしまいます。



しかし資産価値を向上させるリノベーションを行うことで、付加価値が高まり早期客付けが期待できます。



築年数が古い物件には壁付けキッチンが設置されていますが、リノベーションを機に若い世代から人気が高い対面キッチンを検討するのが一般的となっています。



結論から申し上げますと壁付けから対面キッチンに変更すると、失敗するリスクが高くなり特に内見時において不利になるので注意が必要です。



本投稿は賃貸リノベーションで壁付けから対面キッチン変更すると失敗する3つの理由について解説します。



 

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【本記事でお伝えする結論】




1.対面キッチンの魅力


対面キッチンの魅力


本題に入る前に対面キッチンが若い世代から人気が高い理由をお伝えします。



1LDK以上の物件にはカップル/新婚さん/お子さんがいるご夫婦が多く入居されますが、対面キッチンはダイニングやリビングとつながっているため、コミュニケーションがとりやすく、料理をしながら会話を楽しむことができます。また配膳や後片付けがラクにできる点も大きなメリットです。



若い世代にとって機能面やライフスタイルや価値観が合致する対面キッチンは、新生活を送る上で非常に重要なポイントとなるため、近年施工された新築物件では対面キッチンが多く採用されています。


2.【賃貸リノベーション】壁付けから対面キッチン変更は失敗する3つの理由


【賃貸リノベーション】対面キッチン変更は失敗する3つの理由


賃貸集客の観点から見ると、壁付けから対面キッチンにリフォームすることで訴求力が高まり、客付け効果が期待できます。



しかし利便性/コスト面を考慮すると失敗する可能性が極めて高くなります。その理由は以下の3つを挙げることができます。



  • LDK全体が狭くなる

  • 家事導線が長くなる

  • 費用が高額になる



それではそれぞれの理由を見ていきましょう。



1)LDK全体が狭くなる


LDK全体が狭くなる

対面キッチンに変更するとキッチンスペースだけで約4帖確保しなければなりません。そのためLDK全体で10帖しかない部屋に対面キッチンを設置すると、ダイニングとリビング空間が狭くなり、入居後家具を配置すると圧迫感を感じやすくストレスを感じてしまう可能性が高くなります。



また対面キッチンを設置する際ある程度の収納スペースを確保しなければ、食器棚をダイニング側に設置することになり利便性が悪化してしまいます。



2)家事導線が長くなる


対面キッチン導入すると導線が長くなる


対面キッチンはキッチンが完全に独立しているため、配膳する際ダイニング⇔キッチンの行き来が多くなり壁付けキッチンと比べて家事導線が長くなってしまいます。



また対面キッチンの通路幅は80~90センチ確保されていますが、二人がキッチンに立って料理する場合この幅では利便性が悪くなります。



3)費用が高額になる


費用が高額になる


壁付けから対面キッチンにリフォームすることは可能です。ただ対面キッチンに変更すると「水道/ガス配管工事」「内装変更」が必然的に発生するため、施工費が100万円近くになってしまいます。



資産価値が高くなればリノベーションを機に家賃値上げは可能ですが、物件エリア内の物価状況によって値上げ率は異なるため、費用をかけても貸主が思っている以上の効果が得られないことがあります。





3.賃貸キッチンリノベーションで重要なこと


賃貸キッチンリノベーションで重要なこと


壁付けキッチンを対面キッチンに変更すれば、集客の面から早期客付けが期待できます。しかし対面キッチンを設置することで費用が高額になり、思っている以上の家賃値上げが難しくなることもあります。



賃貸キッチンリノベーションで重要なのは、費用対効果を最大化させること。



弊社物件では築年数が古いため2018年からリノベーションを行っています。成約ターゲットとしている20~30代女性に向けて、オリジナルのカフェスタイルキッチンを標準にしています。



カフェスタイルキッチン


新築当時から使用している既存キッチンをリメイクしたものですが…



  • 対面キッチンと比べ2分の1の費用で施工できる

  • 完全オリジナルキッチンのため差積化が可能→資産価値が下がりにくい

  • デザイン性が優れているため、入居促進効果が期待できる

  • カウンターを設置することで壁付けキッチンのデメリットを補う




ことができます。その結果早期客付け/家賃値上げが可能となり費用対応化を最大化させることに成功しています。



 

▶弊社リノベーションキッチンの詳細は、過去記事をご覧下さい。



▶キッチンリノベーションのポイント詳細は、過去記事をご覧下さい。



▶弊社代表がキッチンリノベーションで失敗した事例は、こちらをご覧下さい。



 

4.まとめ


今回は賃貸リノベーションで対面キッチン変更すると失敗する3つの理由についてお伝えしました。冒頭でお伝えしたポイントをもう一度確認しましょう。





リノベーションを機に壁付けから対面キッチンに変更すると、集客上プラスになり早期客付けが期待できます。



しかし無理に対面キッチンに変更すると、利便性が悪くなる可能性があり、さらに費用が高額になるためリノベーション効果が得にくくなってしまいます。



それならば最新の壁付けキッチン+カウンターを標準対応した方が、コストを抑えつつも利便性が高いキッチンとなるため費用対効果を高めることができます。




今回ご紹介した内容を実践して頂ければ確実に効果は期待できますが、「こんなのどこから手をつけていいかわからない!」という方もいらっしゃるのではないかと思います。


そんな時は私ども(有)山長の「お手軽無料相談」をご利用ください。


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空室対策コンサルタント 有限会社山長
有限会社山長 長田 穣

取締役 長田 穣(オサダミノル)

アパート経営、空室対策コンサルタント


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