【徹底解説】賃貸キッチンリノベーションで押さえるべきポイントとは?
- 空室対策リノベーション コンサルタント ㈲山長
- 2月28日
- 読了時間: 7分
近年では部屋探しの多様化が進む中で、築年数が古い物件をリノベーションするケースが増えてきています。リノベーションすると資産価値が高まり…
早期客付けが期待できる
家賃相場の影響が受けにくくなるため家賃値上げが可能
資産価値の目減りが少なくなるため、入居中の家賃値下げ回避
が期待できます。
賃貸リノベーションを最大化させるためにはキッチンのクオリティーが重要です。キッチンは賃貸物件の印象を左右するため、高いクオリティーを持つことで人気物件に変わる可能性があります。
本投稿は賃貸キッチンリノベーションで押さえるべきポイントを解説していきます。
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【本記事でお伝えする結論】
1.キッチンリノベーションで求められるものとは?

冒頭でもお伝えした通り、賃貸リノベーションを最大化させるためにはキッチンのクオリティーが重要となります。
その理由は、部屋探しされている方の多くは「家賃」「アクセス」「リビングの広さ」などを妥協してでも、キッチンの充実度を優先したいと考えているからです。
▶上記に関する詳細は、下記プレスリリースをご覧下さい。
賃貸物件に設置されているキッチンは、機能性があまり期待できず画一的なデザインが多く、おしゃれとは無縁です。またリノベーション物件でただ単にシステムキッチンを設置するだけでは、差別化を図ることができていません。
リノベーション物件で注目されるのはキッチンです。そのため機能性を重視するだけではなく、キッチン全体のデザイン性を強化しなければ、リノベーション価値を最大することは難しくなります。
2.【徹底解説】賃貸キッチンリノベーションで押さえるべきポイントとは?

キッチンリノベーションを行う際には、押さえておくべきポイントがあります。以下に挙げるポイントを意識しないと、満足のいく結果にはならないため注意が必要です。
キッチンの差別化を図る
壁付けキッチンの場合、無理してまで対面に変更しない
キッチンの魅力を引き出す
キッチン収納
それではそれぞれのポイントを見ていきましょう。
1)キッチンの差別化を図る
先程もお伝えしましたが、キッチン機能性とデザイン性を強化しないと、リノベーションの価値を最大化させることは難しくなります。
この考えは既に大手リノベーション物件は意識しているため、多くのリノベーション物件で最新のシステムキッチンを導入しています。
ただしマーケティング的に、同様のシステムキッチンを導入すると「同質化」が進んでしまい家賃が安い方が選ばれる傾向があります。
同質化が進むと集客が難しくなるため、競合リノベーション物件に勝つには、差別化を図るのが最も効果的です。競合物件が真似できないような独自のキッチンが導入すれば、過当競争から脱却ができ集客が非常にラクになります。
▶差別化戦略に関しては、過去記事をご覧下さい。
2)対面キッチンについて
築年数が古い物件では壁付けキッチンが設置されていることが多いです。しかし近年ではリビングの様子を伺いながら料理ができる対面キッチンの人気が高まり、新築物件では対面キッチンが標準となっています。
そこで貸主の中にはリノベーションを機に対面キッチンを導入しようと考える方がいますが、正直無理してまで対面キッチンにしなくても十分客付けはできると弊社代表は推察します。理由は以下のとおりです。
壁付けキッチンでも集客は可能

弊社物件は築年数が経過しているため2018年からリノベーションを行っています。弊社リノベーションは既存設備を有効活用することを重視し、キッチンは原則交換せず壁付けのままとしています。
(※キッチン本体以外はすべてリニューアルしています)
ただし対面での料理を希望される方も多いため、リノベーションを機にカウンターを新設しています。カウンターを設置することで壁付けキッチンのデメリットが軽減されるため、集客において不利になることはありません。
コストが高くなる&部屋が狭くなる
壁付けキッチンを対面キッチンに変更することは可能ですが、配管工事や換気扇移設など追加工事が必要になるため、施工費込でおよそ100万円近い費用が発生します。
さらに対面キッチンを導入するとキッチンスペースとして約4帖分が犠牲になるため、LDKの専有面積が狭くなり部屋全体が圧迫感を感じることがあります。
3)キッチンの魅力を引き出す

リノベーションでおしゃれなキッチンを設置しても、キッチンの魅力を引き立てるような室内インテリアが整っていないと、内見時の第一印象が悪くなってしまいます。
統一感がある部屋にするには内装色を2~3色にするのがベスト言われています。例えば専有面積が大きい床と壁を同色にすることで室内の色を抑えることができ、キッチンがおしゃれに見えます。
4)キッチン収納
賃貸物件に設置されているキッチンは、戸建て用と比べると収納力が劣るため、多くの借主は収納場所に苦労しています。
キッチンリノベーションをする際には、収納部分を強化しないと内見時「使いにくいキッチン」と見做され入居促進が難しくなります。

弊社リノベーションキッチンでは、市販のカウンターを導入し収納スペースが併設されています。キッチン内にあるウォールキャビネット及びシンク下を有効活用すれば、二人暮らしの方ならば収納に困るとはありません。
3.まとめ
今回は賃貸キッチンリノベーションで押さえるべきポイントを解説してきました。冒頭でお伝えしたポイントをもう一度確認しましょう。
2018年から弊社物件ではリノベーションを行っていますが、競合他社物件が追随できないカフェスタイルキッチンを開発・導入したことで、成約率/入居率が大幅に改善されました。
このことから賃貸物件でキッチンリノベーションする時は、差別化を図った上で機能性/デザイン性を高めれば人気物件になる可能性が高くなります。
▶弊社リノベーションキッチン/部屋全体の詳細は、過去記事をご覧下さい。
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取締役 長田 穣(オサダミノル)
アパート経営、空室対策コンサルタント
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