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賃貸リノベーションが人気の理由と事例紹介


築年数が経過すると新築当時とは異なり、ライフスタイルが変化するため、ただ原状回復をするだけでは利便性が低下してしまうため、客付けが難しくなります。



しかし現在のライフスタイルに合わせたリノベーションを施すことで、利便性だけではなく機能性やデザイン性も向上し、物件の魅力が高まるため、入居希望者にとって部屋探しの選択肢が広がります。



近年では部屋探しの多様化が進み、リノベーション物件を積極的に選ぶ方が増えています。このような背景から、賃貸業界において、リノベーション物件への注目が高まっています。



本投稿は賃貸リノベーションが人気の理由と弊社リノベーション事例を紹介します。


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▼目 次


【本記事でお伝えする結論】





1.賃貸リノベーションが人気の理由


リノベーションが人気の理由

近年、リノベーション賃貸が注目を集めている理由として、いくつかのポイントが挙げられます。それでは、それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。


1)部屋探しの多様化


部屋探しの多様化

かつての部屋探しの際に、真っ先にチェックされれていたポイントといえば「築年数がどれだけ浅いか」でした。しかし、現代では物件選びの価値観がより個性的で多様になってきています。



築年数という単一の基準だけで物件を選ぶ方は、今や少数派となりつつあるようです。エイブルが「築年数の許容範囲」について行った調査では、興味深い結果が明らかになりました。



全体の約3割の方が以下のように回答しています。



  • リフォームされていれば気にならない

  • 特に築年数にこだわりはない



また築年数の許容範囲を「新築のみ」と回答した方は、全体のわずか6%に過ぎませんでした。この数字から、現在の部屋探しでは、物件の築年数が多少古くても、満足度の高いリフォームやリノベーションが施されていれば、多くの人に受け入れられる可能性が高いと言えるでしょう。



つまり築年数はもはや絶対的な指標ではなく、「住み心地」や「利便性」など、より柔軟で多角的な視点が重視される時代が到来しているのです。


▶エイブルの調査詳細は、こちらをご覧下さい。



2)デザイン性を求める人が急増

デザイン性を求める人が急増


リノベーション物件を求めている方は、どちらかというと個性やライフスタイルに重きを置いた住環境を求めています。



一般的な賃貸物件だと、多くの方に好まれる無難なデザインが取り入れられているため、個性的なデザインを重視する方にとっては、あまり魅力的に映らないこともあります。



しかしリノベーション物件は、インテリアデザインが一味違います。住む方のセンスやライフスタイルに訴えかけるよう設計されているため、理想的な暮らしが具体的にイメージしやすいのが特徴です。



これにより、築年数が古い物件でも、その魅力を活かして借主を惹きつける強力な武器となり得ます。



3)家賃を抑えたい

家賃を抑えたい

築年数が浅ければ最新設備が整っており、快適な生活が遅れる一方で、資産価値が高い分家賃も割高になる傾向にあります。そのため部屋探しされる方が、新築や築年数が浅い物件を選びたいと考えても、家賃予算に合わなければ諦めざるを得ません。



一方リノベーション物件は、外観や内装が新築並みに見えるにも関わらず、新築物件よりも家賃が20%ほど安めに設定されています。



そのため、築浅物件に入居したいが家賃予算が合わない方や、デザイン性が高い部屋を求めている方にとって、魅力的な選択肢となります。このような特徴から、顧客に対してアピールしやすく、入居促進にもつながります。


2.リノベーション事例紹介



弊社物件は築年数が経過しているため、2018年から空き部屋を順次リノベーションしています。2025年6月末現在、全20戸中15戸は改修済みで、基本的にはフルリノベーションを行い家賃を8~10%値上げして募集しています。



一方で「リーズナブルな家賃で暮らしたい」というお客様のご要望にも応じられるよう、一部の部屋に関しては、リノベーション個所を限定したセカンドラインを用意し、家賃帯は従前と同じにしています。



それではフルリノベーション部屋・セカンドラインについて、詳しくご紹介致します。




フルリノベーション


カフェスタイルキッチンが魅力的なリノベーション


フルリノベーション物件の運営には、競争力を高めるための工夫が欠かせません。ただ改装するだけではなく、他のリノベーション物件と同差別化を図るかが、成功のカギとなります。



これが難しかったり、適切に実行されなければ、時間が経つにつれて価値が目減りするため、今後の客付けが難しくなる可能性が高まります。そこでフルリノベーション部屋には、以下の対策を行っています。



  • 無垢材扉を用いた、温かみのカフェスタイルキッチンを導入

  • LDKにはダウンライト&ペンダントライトを設置し、空間に洗練された雰囲気をプラス

  • 壁には自然素材の漆喰を採用することで、室内機能性を向上

  • 特注の造作洗面台を導入し、唯一無二のデザインを実現



これらの特徴で特に際立つのは、”自然素材”と”カフェスタイル”を取り入れた独自りのリノベーションスタイルです。



このような物件づくりに力を入れているのは、弊社独自ん取り組みであり、そのおかげで競合物件との差別化に成功しています。その結果として、退去後の家賃値上げが可能となり、その値上げにも関わらず高い需要を維持。



結果的に安定的な家賃収入へと繋がっています。デザイン性や住み心地の向上、競合との差別化といった点を意識したリノベーしょんだからこそ、不動産投資においても長期的な利益確保が実現できていると言えるでしょう。



▶フルリノベーション部屋の事例詳細は、過去記事をご覧下さい。



セカンドライン

セカンドラインの部屋

リノベーション個所を限定し家賃帯をリーズナブルにしたのがセカンドラインです。





1棟8戸限定で展開しているこのシリーズは、リーズナブルながらも、弊社が誇る「カフェスタイルキッチン」「おしゃれな琉球畳」は標準仕様として取り入られています。



これにより、おしゃれな空間を保ちながらも、コストパフォーマンスを重視した住まいを実現しています。そのオトク感からセカンドラインは募集が開始されると瞬く間に部屋が埋まってしまいます。



例えば2023年5月にセカンドラインを2部屋募集しましたが、退去と同時にすぐに入居申込が入りました。家賃の手頃さと魅力的なデザインの相乗効果で、より多くの方に選ばれる人気のシリーズです。



▶セカンドラインの事例詳細は、過去記事をご覧下さい。


リノベーション効果


リノベーション効果


リノベーションを検討する際、多くの貸主が気にするのは「費用対効果」です。確かにリノベーションには一定のコストがかかりますが、それに見合う効果が得られなければ、プロジェクトを実施する意義を見出しづらいものです。



しかし弊社が手掛けたリノベーション事例では、しっかりとその期待値を超える成果を得られています。具体的には、リノベーション前の2017年と昨年(2024年)の実績を比較したところ…



  • 入居率が約20%向上

  • 家賃収入は年間430万円増加



しました。この変化は、入居希望者からの物件評価がアップしたことを反映しており、リノベーションん成功を裏付けています。さらにこの成果は、金融機関との信頼関係にもポジティブな変化をもたらし…



  • 借入金利の一部引き下げを実現

  • 複数のリノベーション融資、大型融資の一本化に成功

  • 当座貸越契約を認めてもらうことができた



ことで資金繰りの負担軽減が実現し、より安定した経営基盤を構築することが可能となったのです。リノベーションは単なる物件改修ではなく、中長期的な視点で資産価値や収益性を高める有効な手段となり得ます。



今回の事例からもわかるように、正しい計画と実施次第で、大きな成果を引き出せる可能性が広がるのです。


▶弊社リノベーション詳細は、過去記事をご覧下さい



3.まとめ



今回は賃貸リノベーションが人気の理由と弊社リノベーション事例を紹介しました。冒頭でお伝えしたポイントをもう一度確認してみましょう。





リノベーションを手掛ける物件は、原状それほど多くはありません。そのため築年数が古い物件を所有し収益向上を目指している場合は、積極的に検討する価値があります。



しかし今後リノベーション物件の増加が予想される中で、競争力を維持しするためには、他の物件との明確な差別化を図ることが重要です。差別化が不十分な場合、物件が同質化し、過当競争に巻き込まれるリスクがあるため、その点には十分注意を払う必要があります。



今回ご紹介した内容を実践して頂ければ確実に効果は期待できますが、「こんなのどこから手をつけていいかわからない!」という方もいらっしゃるのではないかと思います。


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空室対策コンサルタント 有限会社山長
有限会社山長 長田 穣

取締役 長田 穣(オサダミノル)

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