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賃貸繁忙期でもリノベーションすべきか?


毎年1月~3月は新年度準備のため多くの方が賃貸物件を探します。そのため賃貸繁忙期に退去が発生した場合は可能な限り早期にリフォーム工事を終わらせ、客付けができるように対応する物件が圧倒的に多いです。



一般的に築20年以上経過した物件は設備や間取りが現在のライフスタイルに合わないことが多く、リノベーションすることで客付けや収益性の面で大きなメリットが得られます。



ただし完成までに1か月前後かかるため、空室による家賃機会損失を考慮すると繁忙期中のリノベーションは避けるべきと考える貸主もいます。



結論を申し上げますと、賃貸繁忙期中でもリノベーションを行うことでトータル的に貸主にとって大きなメリットがあると言えます。



本投稿は賃貸繁忙期でもリノベーションすべき理由についてお伝えいたします。



 

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【本記事でお伝えする結論】


1.賃貸繁忙期でもリノベーションすべき理由


賃貸繁忙期でもリノベーションすべき理由


繁忙期でもリノベーションを行うべき理由は、物件の訴求力が大幅に向上し、リノベーションしない物件と比べ反響数を増えることが期待できるからです。



at-homeが2023年に発表したリリースによると、部屋探しされる方が賃貸検索サイトで物件検索する際、約6割の方は水回りを重視しているため、対応することで物件の魅力が高まり内見予約に繋げやすくなります。



さらにリノベーションを施すことで資産価値が向上し、家賃値上げがしやすくなり、収益性も向上するメリットがあります。



同一物件内で過去にリノベーションを行った場合は、過去に行った他室の写真を転用することで反響数を増やすことができ、リノベーション実績が全くない物件は、例えばイラストなど掲載することで、反響数を伸ばすことが期待できます。



2.賃貸繁忙期リノベーションに成功した事例紹介


弊社物件は築年数が経過しているため2018年から空き室を随時リノベーションしています。2025年1月末、約8年入居していた借主が戸建て住宅住替えのため退去し、退去後リノベーションをした上で再募集しようと考えていました。



退去連絡を頂いた1か月以上前から、賃貸検索サイトなどで行っていましたが、退去3日後に賃貸検索サイト(SUUMO)経由で仲介会社に内見予約が入りました。



リノベーション前の状態でしたが、仲介担当者がリノベーション後の室内写真を見せながら内見を行い物件の魅力や現在入居している借主の声などを伝えました。その結果内見当日に入居申込が入り同年3月下旬に入居されるとのことです。



退去直後の室内
退去直後の室内(LDK)


リノベーション完成後の室内(他室転用)
リノベーション完成後の室内LDK(他室転用)

リノベーションを行うことで室内機能性やデザイン性が大幅に改善されるため、入居後の生活イメージも連想しやすくなります。内見同行した仲介担当者に入居の決め手を伺ったところ、開放感がある18帖LDKとデザイン性が高いリノベーション空間が特に気に入ったとのことでした。



またリノベーションを機に家賃を7,000円アップしましたので、従前と比べ年間84,000円家賃収入が増加する見込みです。


 

なお弊社物件の隣にある競合物件は築20年で、広告料を0.5か月分設定しているため、複数の仲介会社が賃貸検索サイトで募集しています。



2024年12月から募集していますが、本執筆時の2025年2月19日現在成約には至っていません。



また今回成約になった部屋にはあと一組内見予約が入っていましたが、すでに1番手の方が入居申込を行ったため、仲介担当者は広告料付き物件を紹介したものの速攻で却下されたとのことです。

 

3.まとめ


本投稿は賃貸繁忙期でもリノベーションすべき理由についてお伝えいたしました。冒頭でお伝えしたポイントをもう一度確認してみましょう。





賃貸繁忙期にリノベーションを行うと施工期間が長くなるため、空室による家賃機会損失を懸念する貸主は多いでしょう。



しかし築年数が古くなった物件をリノベーションを施すことで新しい魅力が生まれ、特に水回りの改善は入居希望者にとって重要なポイントとなります。



繁忙期にリノベーションを行うと通常期以上に競争力を持った物件として市場にアピールできるため、長期的に見れば顧客を確保しやすくなります。





今回ご紹介した内容を実践して頂ければ確実に効果は期待できますが、「こんなのどこから手をつけていいかわからない!」という方もいらっしゃるのではないかと思います。


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空室対策コンサルタント 有限会社山長
有限会社山長 長田 穣

取締役 長田 穣(オサダミノル)

アパート経営、空室対策コンサルタント


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