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間取り変更は賃貸空室対策でどのような効果が期待できるか?


賃貸物件を探している方は自身のライフスタイルに合った部屋を重視しています。家賃が予算内であっても「住みにくい」と感じた部屋には入居しない傾向があります。



以前は多くの部屋を持つDKの間取りが人気でしたが、現在ではリビングでリラックスしたいというニーズが高まり、二人暮らしされる方はLDKを希望されています。そのためDKの需要は殆どないと言えるでしょう。



しかしDKはLDKに間取り変更が可能であり、対応することで反響数/成約率UPが期待できます。



本投稿は間取り変更は賃貸空室対策でどのような効果が期待できるかについてお伝えいたします。



 

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【本記事でお伝えする結論】




1.間取り変更はなぜ重要?


間取り変更はなぜ重要?

DK物件を所有する貸主の中には「わざわざLDKに間取り変更しなくてもいいのでは?」と考える方もいると思いますが、結論を申し上げますと、二人暮らしをされる方の約半数は2LDKか1LDKを選ぶ傾向が強いため、間取りがDKのままでは空室長期化は避けられません。



CHINTAIが同棲経験がある20~30代カップルにアンケート調査したところ、同棲中のカップルが最も多く選んでいる間取りは2LDK(25.3%)で次に1LDK(20.4%)となっています。一方2DKは14.2%、1DKは10.4%という結果です。



DK需要が少ない理由はライフスタイルの変化にあります。かつては部屋数が多いことが重視されていましたが「リビングで寛ぎたい」方が多くなりました。



不動産の表示に関する公正競争規約で、1DKではキッチン&ダイニングの広さは4.5~7帖/2DKor3DKの場合キッチン&ダイニングの広さは6~9帖までと定められています。



7帖前後のキッチン&ダイニングにソファーを設置することは可能ですが、コンパクトなものを選ばないと窮屈になり「リビングでゆっくりと過ごす」ことは難しくなってしまいます。



一方LDK物件は10~13帖が一般的で、ソファーを設置しても圧迫感を感じることはありません。このため二人暮らしされる方は家賃の安さより、快適に寛ぐスペースが確保されたLDKを選ぶ傾向があります。その結果DKのままでは客付けは非常に難しいと言わざるを得ません。



2.間取り変更は空室対策でどのような効果がある?


間取り変更は空室対策でどのような効果がある?

DKからLDKに間取り変更すると空室対策上…



  • 反響数

  • 成約率



改善が期待できます。それではそれぞれの効果を見てきましょう。


反響数


先程のCHINTAIアンケートの結果から同棲される方は、DKよりLDKを選ぶ傾向がありその差は約2倍近く達しています。



LDKは広々したリビング空間が大きな魅力で、特に二人暮らしされる方には住みたいと思わせる要が強くななっています。


そのためDKからLDKに間取り変更することで必然的に反響数を高めることができ、内見に繋げやすくなります。


成約率


DKからLDKに間取り変更すると室内内装全てリフォームする必要があります。。リフォームを行うことで、自然光が室内全体に入りやすくなり部屋全体が明るくなります。



また内装リフォームを機にキッチン交換することで、築年数の古臭さは一気に解消されます。その結果内見からの成約率は大幅に向上することが期待できます。



このようにDKからLDKへの間取り変更は、空室対策として非常に効果的な手段と言えるでしょう。居住空間の魅力を高めることで、より多くの反響を得られる可能性があります。



3.間取り変更リフォームの相場は?


間取り変更リフォームの相場は?


DKからLDKに間取り変更リフォームを行う際は、ダイニングとキッチンの境にある壁を撤去し、内装全てを張り替える必要があります。そのため一般的なLDK内装リフォームと比べると費用は割高となります。



参考までにダイニングとキッチンそれぞれ6帖を12帖LDKに間取り変更する場合、リフォーム費用は30万円程度かかります。



弊社は3棟物件を所有しそのうち1棟8戸の元々3DKの間取りでした。2008年身内の不幸により28才で2代目オーナーに就任後、3DKの部屋は退去の度に2LDKに間取り変更しました。その結果間取り変更後は早期に部屋を埋めることができました。



DKからLDKに間取り変更

2023年5月最後の3DKの部屋が退去となった際も、リノベーションする前にわずか数日で内見予約が入りました。



このようにDKからLDKに間取り変更することで需要は確実に高まるため、費用対効果は十分期待できます。



 

▶弊社3DK→2LDK間取り変更の詳細&効果は、過去記事をご覧下さい。


 

4.まとめ


今回は間取り変更は賃貸空室対策でどのような効果が期待できるかについてお伝えしました。冒頭でお伝えしたポイントをもう一度確認しましょう。





最近ではDKの間取り変更を行わずにホームステージングを強化して、早期客付けを目指す貸主が増えています。確かにホームステージングを施すことで見た目がおしゃれになるため、賃貸検索サイトの反響数を高めることができます。



しかし間取りがDKでは手狭&圧迫感が残るため、客付けできたとしても入居後不満に感じり借主は出てくる可能性があるため、長期入居が難しくなることも考えられます。



顧客満足度&物件稼働率を高めるには、DKからLDKに間取り変更した方が長期的な視点から見ても十分な費用対効果が期待できます。魅力的な居住空間を提供することで、より多くの借主に満足してもらえる可能性が高まります。





今回ご紹介した内容を実践して頂ければ確実に効果は期待できますが、「こんなのどこから手をつけていいかわからない!」という方もいらっしゃるのではないかと思います。


そんな時は私ども(有)山長の「お手軽無料相談」をご利用ください。


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空室対策コンサルタント 有限会社山長
有限会社山長 長田 穣

取締役 長田 穣(オサダミノル)

アパート経営、空室対策コンサルタント


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