賃貸キッチン扉リメイクは効果的な空室対策?
- 空室対策リノベーション コンサルタント ㈲山長

- 2025年6月27日
- 読了時間: 5分
築年数が経過してくると、水回り設備は建物の年数以上に古さや劣化が目立つようになります。特にファミリー物件では女性が部屋探しの主導権を握っているため、キッチンのデザイン性や清潔感が不足していると、それだけで他の物件に流れてしまうリスクが高まります。
訴求効果を高めるにはキッチン交換をするのがベストです。ただしキッチン交換には施工費込で30万円~50万円の費用がかかるため、貸主にとっては大きな金銭的負担となります。
そのため最近では、一部の貸主はキッチン扉をリメイクししています。この方法はキッチン全体を交換するわけでなく、扉部分のみをリメイクして見た目を一新し、キッチンの印象を改善させています。
手軽で比較的コストを抑えられますが、果たしてこの方法は空室対策として効果的なのでしょうか?
本投稿は賃貸キッチン扉リメイクが、効果的な空室対策となるかについてお伝えいたします。
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【本記事でお伝えする結論】
1.キッチン扉リメイクとは?

キッチン扉リメイクとは、古びたキッチン扉にダイノックシートを貼付することで、キッチン全体の雰囲気を一新するテクニックです。
このリフォームには、主に「扉自体を新しくする」か、「専用シートを貼付する」かの2つの方法があります。
扉を交換すると見た目は大幅に改善されますが、1枚当たりの施工費は3~5万円かかります。全ての扉を交換すると、20万円前後の費用が発生します。
一方で、専用シートを貼る方法は、既存の扉を活かしつつ、見栄えを良くするもので、コストが扉交換の5分の1で対応できるため、非常に経済的です。そのため築年数が20年以上の物件では、この方法でキッチン扉をリメイクしています。
2.賃貸キッチン扉リメイクは空室対策で効果的?

古くなった賃貸キッチン扉をリメイクすることで、空室対策に効果的があるかというと、貸主が考えているほどの大きな効果を得るのは、難しいと言えます。
その理由について解説します。
キッチンパネルが古いとリメイク効果は限定的

弊社物件は築年数が経過しているため、2018年から空き室を随時リノベーションしています。しかし、リノベーションを本格的に行う前は、退去の度にキッチン扉をダイノックシートでリメイクしていました。
リメイクすることでキッチンの古さは確かに緩和されていましたが、キッチンパネルをそのまま使用していたため、年数が経つにつれて、パネルの古さが目立つようになりました。
その結果、2017年の繁忙期の客付けで大失敗し、リノベーションを本格的に始めるきっかけとなったのです。
▶当時の詳細は過去記事をご覧下さい。
古さが目立ってしまうと集客上マイナス

部屋探しの際、希望条件を多少情報してでも、キッチン環境が充実している物件を選ぶ人は多いようです。また、インターネットで物件検索する際、約半数以上の方は「水回り状態」をしっかりと確認しているとのことです。
このことから、築年数が経過した物件はキッチン環境の改善が、客付けに有利に働きやすいと考えられます。
賃貸物件におけるキッチンの償却期間はは15年とされています。そのため築15~20年のタイミングでキッチン扉をリメイクするのが最も効果的と言えるでしょう。それ以降は、リメイクよりもキッチン全体を取り換えた方が、投資効果が高く、結果的に物件の魅力アップに繋がります。
3.キッチンリフォーム効果

弊社物件では2018年からカフェスタイルに特化したリノベーションを展開し、全室オリジナルのカフェスタイルキッチンを導入しています。
既存のキッチン本体を活用しつつも、無垢材の扉や新しいキッチンパネルを採用し、また機能性&利便性を向上させるために、キッチンカウンターを新設しています。
キッチン本体交換と同程度のコストはかかりましたが、キッチン導入後の退去件数は年1件程度に抑えられています。
さらに退去が発生してもすぐに入居申込が入ることを踏まえると、キッチン回収による費用対効果は十分に高いと評価できます。
▶弊社オリジナルキッチンの詳細は過去記事をご覧下さい。
4.まとめ
今回は賃貸キッチン扉リメイクが、効果的な空室対策となるかについてお伝えしました。冒頭でお伝えしたポイントをもう一度見てみましょう。
近年の賃貸市場では、物件供給が飽和しており、特に競争力が低下した築20年以上の物件は、適正家賃で募集しても借り手を見つけるのが難しくなっている状況です。
そのため築20年を超えた物件については、キッチンを含めた水回りリフォームを適切なタイミングで行うことが大切です。
リフォームを怠ると空室期間が長期化し、結果として家賃収入の機会を逃してしまうリスクが高まります。経年劣化に伴う競争力低下を補い、物件の魅力を維持するためにも、早めの対策が必要不可欠と言えるでしょう。
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取締役 長田 穣(オサダミノル)
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