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賃貸リノベーションで狭いLDKを快適にする方法とは?

更新日:2024年12月23日


賃貸物件は限られたスペースの中に設備を導入しなければなりませんので、一般的な戸建て住宅と比べLDKは正直あまり広くはありません。そのため人によっては圧迫感を感じてしまい長期入居の妨げになる可能性もあります。



ただ上記問題はリノベーション次第で解決できるかもしれません。



弊社物件は1993年に施工された2LDK(一部3LDK)アパートですが、築年数が経過しているため2018年から空き室を随時リノベーションしています。



LDKの圧迫感を少なくするリノベーションを展開したところ従前と比べ反響数/成約率が飛躍的に向上し、本執筆時の2024年10月8日現在満室状態となっています。



本投稿は賃貸リノベーションで狭いLDKを快適にする方法をお伝えいたします。


 

▶︎お知らせ◀︎


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▼目 次

 

【本記事でお伝えする結論】




1.なぜ賃貸LDKは圧迫感を感じるのか?


なぜ賃貸LDKは圧迫感を感じるのか?

賃貸物件のLDKが圧迫感を感じてしまう背景には、多くの物件で「不動産の表示に関する公正競争規約」で定められた「最低限のLDK」の広さしか確保していないケースが多いためです。



同規約とは不動産業界における広告に関する約束事で、公正取引委員会と消費者庁長官の認定を受けています。不動産会社がLDKの用語を使う際、同規約の基準に従って表記します。



同規約によると…



  • キッチン+1部屋の居室がある場合…キッチンがある部屋が8帖以上

  • キッチン+2部屋以上の居室がある場合…キッチンがある部屋が10帖以上



あるとLDK表記ができるものの、1LDK物件ではLDKが10帖/2LDK物件では12帖が多いため家具などを設置すると手狭となり人によっては圧迫感を感じてしまいます。



そのため入居後圧迫感を感じてしまうと「生活がしにくい」「入居を後悔した」と考えてしまうため、更新のタイミングで住替えされるリスクが発生してしまいます。ただこの問題はリノベーションで大部分を解消することができます。



2.賃貸リノベーションで狭いLDKを快適にする方法


狭いLDKを賃貸リノベーションで快適にする方法とは?


築年数が経過すると物件資産価値が低下するので空室が目立ってしまいます。そこで最近では少しでも空室を解消するために設備交換やアクセントクロスを活用したリノベーションする物件が多くなりましたが、長期入居を目的とした場合上記では正直訴求効果は期待できません。



築年数が経過した狭いLDKを賃貸リノベーションで快適にするには…



  • 壁付けキッチンをあえて対面に変更しない

  • 白を基調とした空間づくりを意識する



すると費用対効果は十分期待できます。それではそれぞれの対策を見ていきましょう。


1)壁付けキッチンを無理に対面にしない


築年数が古いLDK物件には壁付けキッチンが採用されています。ただ近年は壁付けより対面キッチンの人気が高く実際に新築物件では対面キッチンを採用しているケースが圧倒的に多いです。



そこでリノベーションを機に壁付けから対面にリニューアルするリノベーション物件がありますが、壁付けから対面に変更すると…



  • 4帖程のキッチンスペースが必要となるのでダイニング&リビング空間は狭くなる

  • 内装&配管工事が別途発生するのでキッチン交換だけで約100万円近い費用



がかかりますが、同型キッチンに交換+カウンター新設することで…



  • 対面キッチンと近い利便性が確保できる

  • 費用も対面リフォームの半額程度に抑えられる

  • LDKの広さは変わらないので開放感が期待できる

  • キッチン交換すると従前と比べ反響数が増加



が期待できるため、無理にキッチンスタイルを変える必要はありません。


 

▶壁付けから対面キッチン交換に関しては過去記事をご覧下さい。



 

2)白を基調とした空間づくりを意識する


リノベーションでLDKを拡張させることは不可能ですが「色の心理的効果」を利用することで、部屋を広く見せることができます。



その方法とは白を基調とした内装リノベーションをすることです。白をベースとした内装リノベーションをすることで…



  • 光の反射率が高いため部屋全体が明るく見える

  • 白は膨張色のため部屋を大きく見せる効果がある

  • 白は他の色と組み合わせやすいため室内レイアウトがしやすい



メリットがあります。



リノベーションでベースカラーを決める際多くの物件はシンプル過ぎる白は敬遠しますが、不動産投資のSQUAREが都心マンションに住む独身女性159名にアンケート調査したところ、8割以上の方がシンプルなアクセントクロスorアクセントクロスなしの落ち着いた雰囲気の部屋を求めているとのことです。



3)弊社リノベーション事例&効果


リノベーション前のLDK
リノベーション前のLDK

リノベーション後のLDK
リノベーション後のLDK


冒頭でもお伝えした通り弊社物件では2018年から空き室を随時リノベーションしています。



弊社物件は競合物件との徹底的な差別化を図るため「カフェスタイルに特化したリノベーション」を展開し、カフェスタイルキッチンとの相性を考慮して「白を基調」とした部屋作りをしています。



リノベーション前のLDKはダークブラウンの合板フローリングの影響で室内全体が暗い印象となり、また複数の色を使っているため部屋全体があやふやな感じに見えてしまいます。



しかし白を基調としたリノベーションをすることで統一感があるスッキリとした室内空間となり、また圧迫感は全く感じなくなりました。



その結果従前と比べ成約期間が大幅に短縮+リノベーションを機に家賃値上げに成功したため、2020年以降3期連続で増収増益を達成することができました。



 

▶弊社リノベーション詳細は過去記事をご覧下さい。


 


3.まとめ


今回は狭いLDKを賃貸リノベーションで快適にする方法をお伝えしました。冒頭でお伝えしたポイントをもう一度確認しましょう。





LDKは家族で一緒に過ごす&リラックスする場であるため、圧迫感が少しでもあると「住みにくい」イメージが強くなるため長期入居に繋げられなくなってしまいます。



ただ内装色を工夫すると部屋が広く見える効果が期待できます。競合物件は部屋を広く見せる対策はしていないため、差別化の一貫として白を基調としたインテリアにすると差別化につながるため早期客付け+長期入居が期待できます。



今回ご紹介した内容を実践して頂ければ確実に効果は期待できますが、「こんなのどこから手をつけていいかわからない!」という方もいらっしゃるのではないかと思います。


そんな時は私ども(有)山長の「お手軽無料相談」をご利用ください。


過度なメール配信、強引な営業活動等は一切行なっておりませんのでどうか安心してご相談ください。






 
空室対策コンサルタント 有限会社山長
有限会社山長 長田 穣

取締役 長田 穣(オサダミノル)

アパート経営、空室対策コンサルタント


あなたのアパート経営を支援させていただきます!


▶︎〒400-0053 山梨県甲府市大里町2090

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