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【壁付けキッチン】賃貸リノベする際変更したほうがいい?

更新日:2024年3月25日


賃貸物件また借主にとってキッチンは「部屋の中心」ともいうべき存在。そのためキッチンをリノベーションする際、利便性はもちろんのこと機能性も視野に入れなければなりません。



近年施工された新築物件には対面キッチンが設置されています。対面キッチンは利便性+機能性が充実しているため入居促進効果が期待できます。



そのため築年数が古い物件に設置されている壁付けキッチンは、リノベーションの際に対面キッチンに変更したほうがいいのではと悩む貸主も多いはずです。



そこで本投稿は賃貸リノベーションする際、壁付けキッチンは対面キッチンに変更したほうがいいのかについてお伝えいたします。





 

▼目 次

 

【本記事でお伝えする結論】



1.対面/壁付けキッチン メリット&デメリット


対面/壁付けキッチン メリット&デメリット

本題に入る前に対面/壁付けキッチンのメリット/デメリットを整理したいと思います。



対面キッチン

メリット

デメリット

「ながら料理」ができる

家事導線が長くなる/通路が狭い


対面キッチンの最大の魅力は「○○しながら料理ができる」点です。



キッチンとリビングが対面しているため、家族とコミュニケーションしながら料理ができ特に若い世代には人気があるキッチンです。



一方デメリットは家事導線が長くなることです。



カウンターを設置しているためキッチンからダイニングに行くまでの家事導線は壁付けキッチンより長くなってしまいます。またキッチン内の通路が狭くなるため、複数の人がキッチン内に入ると窮屈になってしまいます。



壁付けキッチン

メリット

デメリット

LDKを有効活用できる/家事導線が短い

ながら料理ができない


壁付けキッチンのメリットはLDKを有効活用できる点です。



壁付けキッチンは専有面積が狭いため、ダイニング・リビングを広く使いたい方にとって利便性が高いキッチンと言えます。また対面キッチンと比べ家事導線が短いため、配膳がしやすいのもメリットのひとつです。



一方デメリットは「ながら料理」ができない事。



リビング内にいる家族の様子を見たい場合、振り向かないといけなくなるため、ながら料理をしたい方にとって壁付けキッチンは最大のデメリットとなってしまいます。



2.リノベーションの際壁付けキッチンは変更したほうがいい?


リノベーションの際壁付けキッチンは変更したほうがいい?

壁付けキッチンが設置されている物件をリノベーションする際、人気が高い対面キッチンに変更した方が集客上有利になると誰もが思います。



ただ弊社代表は無理してまで対面キッチンにする必要はないと考えています。その理由は以下の3つです。



  • 費用が高額になる

  • LDKが狭くなる

  • 決め手にはならない



それではそれぞれの理由を見ていきましょう。

費用が高額になる


壁付け→対面キッチンに変更する場合、キッチン本体/解体費用の他に「水道/ガス配管工事費用」「床/壁紙張替え工事費用」も必要になるため、最低でも100万円近い費用が掛かってしまいます。



費用が高額になるとその分を家賃に転嫁しなければなりませんが、リノベーション後の家賃設定を高くしすぎてしまうと逆に集客が難しくなってしまいます。


 

▶リノベーションの家賃設定については、過去記事をご覧下さい。


 

LDKが狭くなる


対面キッチンを設置する場合、4帖程度のスペースを確保しなければなりません。そのため壁付けキッチンの時と比べると部屋全体が狭くなってしまいます。



特に注意が必要なのはLDK10帖の部屋。LDK10帖に対面キッチンを設置すると実質的に使用できるスペースは約6帖となってしまうため、家具などを置くと圧迫感を感じる可能性が高くなります。



決め手にはならない


最近キッチンを設置することで、内見時の第一印象はとても高くなります。ただキッチンを変えたたことで入居の決め手になるとは言い切れません。



部屋探しされる方は「室内インテリア」を非常に重要視しています。そのためキッチンが良くてもその他の部分で及第点になっていなければ成約してもらえない可能性が高くなります。



3.壁付けキッチンを魅力的にする方法

壁付けキッチンを魅力的にする方法

弊社物件は築年数が古いため2018年から随時リノベーションを行っていますが、キッチンは新築時から使用している壁付けキッチンをアレンジした「弊社オリジナルのカフェスタイルキッチン」にリノベーションしています。



無垢材扉を取付けることによって、画一的になりがちなキッチンが居心地がいいキッチンに生まれ変わり、カウンターを設置することで壁付けキッチン最大のデメリット「ながら料理」も可能になります。



更に既存キッチンを有効活用するため、対面キッチンと比べて約2分の1の費用で対応でき入居の決め手にもなっていることを踏まえると弊社オリジナルキッチンは費用対効果が高いと言えます。


 

▶弊社オリジナルキッチンに関しては、過去記事をご覧下さい。


 

4.まとめ


今回は賃貸リノベーションする際、壁付けキッチンは対面キッチンに変更したほうがいいのかについてお伝えしました。冒頭でお伝えしたポイントをもう一度確認してみましょう。




リノベーションを検討される貸主にとって、壁付けキッチンでは集客上不利になると思われがちですが、魅力的なキッチンを作ることによって壁付けキッチンが逆に「入居の決め手」になります。



弊社リノベーション物件が成功したのはまさに差別化キッチンを開発したことであり、カフェスタイルキッチンを導入することによって、集客がとてもしやすくなりました。



今回ご紹介した内容を実践して頂ければ確実に効果は期待できますが、「こんなのどこから手をつけていいかわからない!」という方もいらっしゃるのではないかと思います。


そんな時は私ども(有)山長の「お手軽無料相談」をご利用ください。


過度なメール配信、強引な営業活動等は一切行なっておりませんのでどうか安心してご相談ください。






 

空室対策コンサルタント 有限会社山長
有限会社山長 長田 穣

取締役 長田 穣(オサダミノル)

アパート経営、空室対策コンサルタント


あなたのアパート経営を支援させていただきます!


▶︎〒400-0053 山梨県甲府市大里町2090

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