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賃貸2LDKリノベーションで失敗しないためのコツ


近年の賃貸市場では部屋探しの価値観が多様化しており、リノベーションを施すことで築年数の古さは重視されなくなっています。



そのためリノベーションを行う物件が急増していますが、高額な費用がかかるため、失敗は許されません。



そこで本投稿は賃貸2LDKリノベーションで失敗しないためのコツについてお伝えいたします。


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【本記事でお伝えする結論】




1.賃貸2LDKリノベーションで失敗しないためのコツ


賃貸2LDKリノベーションで失敗しないためのコツ

賃貸物件の間取りの中で2LDKは単身者から二人暮らし、さらにお子さんが二人までの家庭に非常に人気があるため、リノベーション効果が特に期待できます。



リノベーションで失敗しないためには、以下5点を意識することが重要です。



  • 予算の明確化

  • 水回り交換

  • 目に見えない老朽化に注意

  • デザイン性

  • 機能性



それではそれぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。

1)予算の明確化


予算の明確化

リノベーションを行うことで従前と比べ資産価値が高まるため、リノベーションを機に家賃値上げすることが可能になります。しかし新築物件の価値を超えることができないため、家賃値上げは新築物件の80%以内に制限されます。



そのためリノベーションに過剰な費用をかけると、客付けできても費用回収までのキャッシュフローが悪化する可能性があります。



また今後複数のリノベーションを計画する場合、全額自己資金で対応すると、手元資金が減少し突発的な支出が発生すると資金ショートする恐れがあります。そこでリノベーションを行う際は…



  • 1室あたりのリノベーション概算費用を決めておく

  • 投資回収期間を事前に把握しておく

  • 借入によるキャッシュフローの悪化を防ぐために返済期間は長めにする

  • 予算オーバーした場合は既存設備の活用や部材の質を落とすことを検討する

  • 予算が厳しい場合は、一部部材を施主支給対応できるか、施工会社に相談する



ことで、予算が明確化しやすくなります。


▶リノベーション資金の詳細は、過去記事をご覧下さい。




2)水回り交換


水回り交換


年数が経過すると水回りの機能性が低下するため、リノベーションを機に交換することが一般的です。



しかし水回り全体を交換すると約150万円前後の費用がかかり、リノベーション総費用が高くなります。そのため貸主によっては水回り交換が予算を超えるリスクが高まります。



そこで水回りを交換する場合は…



  • キッチンは集客上重要になるため交換は必須

  • 浴室はシステムバス導入が理想だが、予算が厳しい場合は浴室リノベーションでも可能

  • 洗面台とトイレは状態が良ければ交換せず内装張替えで対応



することで、費用を抑えながらもリノベーション効果を高めることができます。


▶水回りリノベーションの詳細は、過去記事をご覧下さい。



3)目に見えない老朽化に注意


目に見えない老朽化に注意

築年数が経過することで「目に見えない部分の老朽化」が進行していることがあります。特に配管や床下の劣化はリノベーション施工中に発見されやすく、放置すると修繕費用が高額になるため、緊急修繕が必要になります。



しかし緊急修繕すには費用と時間がかかり、支払いや工期にも影響を及ぼす可能性があります。これらのリスクを回避するには…



  • リノベーション工期に余裕を持たせる

  • 突発的な支払いに備え、リノベーション費用の10%程度は事前に用意しておく



ことでトラブルが発生しても、迅速かつ丁寧に対応することができます。





▶リノベーショントラブルについては、過去記事をご覧下さい。



4)デザイン性


デザイン性


リノベーション物件を希望されている方は、個々のライフタイルを非常に重視しています。そのため顧客が求めるインテリアスタイルを反映した空間を作ることで、魅力が増し、入居促進に繋げやすくなります。



最近では室内の壁一面にアクセントクロスを施工するリノベーション物件が多くなっています。アクセントクロスを施工することで、部屋全体にメリハリが生まれおしゃれな空間を作り出すことができますが、インテリアコンセプトが顧客に響かなければ逆効果になる可能性があります。



顧客のインテリアの好みは様々ですが、リノベーション物件を探している方の多くはこれから二人暮らしを始める方で、特に女性が部屋探しを主導しているため支持が高い「シンプルナチュラル」「北欧テイスト」を意識した部屋作りをすると…



  • 部屋全体に温もりのある雰囲気が生まれる

  • 家具やインテリアとの相性が良くなる



ため、リノベーションで失敗することはまずありません。


▶リノベーションで室内インテリアにこだわる理由については、過去記事をご覧下さい。



5)機能性


機能性

築年数が古い物件は新築物件と比べ、室内の機能性は明らかに劣っています。



例えば電源スイッチの位置がドアの引手側にあるとスイッチ操作が不便になり、また現在では一般的な収納クローゼットは、築年数が古い物件には標準ではありません。利便性が低いと見做されれば、他の物件に流れる可能性も否定できません。



しかしこれらの問題はリノベーションによって解決でき、費用もそれほどかからないため、費用対効果は非常に高いと言えます。



室内機能性を向上させるための対応策をまとめると、以下の通りとなります。


リノベーション前


室内機能性を高める方法

ドアの引手側にある

電源スイッチ

スイッチを移設する

クローゼットがない

収 納

クローゼットリフォームを行う

収納容量が少なく小さい

靴 箱

既製品を導入することで容量UP

外出/帰宅時にスイッチを押す

玄関照明スイッチ

人感センサーを設置する


断熱性改善

窓交換、漆喰施工


2.まとめ


今回は賃貸2LDKリノベーションで失敗しないためのコツについてお伝えしました。冒頭でお伝えしたポイントをもう一度確認してみましょう。




賃貸業界は人口減少に伴う物件供給の過剰により賃貸空室率はさらに悪化し、二極化がさらに進むことが予想されます。



そのため今後競争力を高めるためリノベーションを行う物件が増加しますが、確実に成果を上げるためには、今回紹介した「リノベーションで失敗しないコツ」を理解しておくことが重要です。




今回ご紹介した内容を実践して頂ければ確実に効果は期待できますが、「こんなのどこから手をつけていいかわからない!」という方もいらっしゃるのではないかと思います。


そんな時は私ども(有)山長の「お手軽無料相談」をご利用ください。


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空室対策コンサルタント 有限会社山長
有限会社山長 長田 穣

取締役 長田 穣(オサダミノル)

アパート経営、空室対策コンサルタント


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