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賃貸リノベーション時に役立つアイデアと工夫

更新日:5月1日


築年数が古くなると新築物件と比べ機能性や利便性が低下するため、客付けで苦戦したりやむなく家賃値下げせざるを得なくなってしまいます。



しかしリノベーションすることで機能性や利便性が向上するため、早期客付け+収益アップが期待できるものの、リノベーションは費用が高額になるため貸主の中にはキャッシュフローがうまく回るか心配される方がいます。



ただアイデアと工夫次第で意外とリノベーション費用を抑えることは十分可能であり、費用を抑えてもクオリティーが劣ることはありません。



本投稿は賃貸リノベーション時に役立つアイデアと工夫についてお伝えいたします。


 

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▼目 次

 

【本記事でお伝えする結論】




1.賃貸リノベーションのメリット


賃貸リノベーションのメリット

近年では部屋探しの多様化によりリノベーション物件が注目されていますが、築年数が古い物件をリノベーションすると従前と比べ以下3点のメリットが期待できます。



  • 早期客付け

  • 収益アップ

  • 長期入居



それではそれぞれのメリットを見ていきましょう。


早期客付け


築年数が20年以上経過してくると新築物件の設備と比べ機能性や利便性は低下し、更に見た目以上に古さが感じられるため敬遠されがちになります。



基本的にリノベーションを行う際は内装/設備は一新するため、「見た目の古さ」は全く感じられずまたデザイン性も向上していることから従前と比べ早期客付け効果が期待できます。


収益アップ


近年の賃貸市場は物件供給数が過剰状態が続いているため、競争力が低下した築年数が古い物件は価格競争が激化し、物件によっては適正家賃に設定しても客付けができないケースがあります。



リノベーションすると資産価値が向上するため、同築年の物件と比べ家賃値上げしても客付けは十分期待でき収益アップも可能です。



長期入居


リノベーション物件は新築物件とほぼ変わりはないのに家賃がリーズナブルになっているため、物件管理さえしっかり行えば長期入居に繋げることが期待できます。



またリノベーションすると資産価値の目減りを最小限に抑えられ、契約更新時家賃値下げ要求が発生しないケースが多くなるため安定した家賃収入を得ることが期待できます。



2.賃貸リノベーション時に役立つアイデアと工夫


賃貸リノベーション時に役立つアイデアと工夫


リノベーション=費用が高いイメージが先行してしまいますが、アイデアと工夫次第でコストを抑えることは十分可能で更にクオリティーも保つことも期待できます。



弊社物件は築年数が古いため2018年からリノベーション事業を展開しています。原則家賃値上げを目的としているため、1室あたりのリノベーション費用は200万円を超えてしまいますが、家賃据置した部屋(セカンドライン)ではリノベーション個所を抑えているため1室120万円で作ることができます。


 

▶セカンドラインの詳細はプレスリリースをご覧下さい。


 

今回弊社リノベーションで実際に行っているリノベーションアイデアを特別にお伝えいたします。




リノベーションアイデア①:白を基調とした部屋作り


白を基調とした部屋作り


リノベーション物件を探している方は、室内デザイン性+家具との相性をものすごく気にしています。そのためリノベーション部屋を作る際、シンプルな白を基調とした室内空間にした方が…



  • 室内が明るくまた開放感が感じられる

  • 白はどの色とも相性が良いため、内見時の物件印象が良くなる



ため入居促進効果が期待できます。


 

▶白を基調とした部屋作りの重要性については、過去記事をご覧下さい。


 

リノベーションアイデア②:和室を残す


和室リノベーション

2000年以前に施工された一部の賃貸物件には和室が標準となっているところがあります。



ただライフスタイルの変化により和室離れが深刻+退去時に表替え費用が必然的に発生するため、近年では洋室化が進み和室がある物件でも洋室にリノベーションするケースが圧倒的に多くなっています。



弊社代表は賃貸の和室離れは「和室=生活しにくい」イメージが先行しているからと分析し、若い方でも受け入れられる和室空間を作れば、和室は受け入れられると判断し、リノベーションを機に和モダン空間が魅力的な琉球畳を採用しています。



琉球畳に変更することで…


  • 従前の和室と比べ部屋全体が広く見える

  • 和室特有の堅苦しさがなく、市松模様が楽しめる

  • 日焼けしにくいため原則表替え不要→退去費用発生しない



ため和室があっても内見時不利になることは一切ありません。



 

▶琉球畳の詳細/和室集客に関しては過去記事をご覧下さい。



 

リノベーションアイデア③:既存設備を有効活用する


既存設備を有効活用する

既存設備を有効活用できればリノベーション費用を大幅に削減することができます。ただ部屋探しされる方は多少譲歩してもキッチン環境を重視しているため、キッチン交換は必須となりますが、それ以外の設備は内装を変えるだけでも十分貸し出すことはできます。



例えばトイレ本体を変えると総額10万円以上かかりますが、本体を活用し内装だけ張り替えすれば3分の1の費用で対応することができます。


 

▶既存設備を生かしたリノベーション詳細は、過去記事をご覧下さい。


 



3.まとめ


今回は賃貸リノベーション時に役立つアイデアと工夫についてお伝えしました。冒頭でお伝えしたポイントをもう一度確認しましょう。





築年数が古い物件の収支を立て直すにはリノベーションがとても有効的です。ただ設備増強しても新築物件と同等の資産価値とはならないため、新築物件と同等の家賃設定すると逆効果となってしまいます。



そのためリノベーションする際は、既存設備をうまく生かし費用を抑えることが成功の秘訣と言えます。





今回ご紹介した内容を実践して頂ければ確実に効果は期待できますが、「こんなのどこから手をつけていいかわからない!」という方もいらっしゃるのではないかと思います。


そんな時は私ども(有)山長の「お手軽無料相談」をご利用ください。


過度なメール配信、強引な営業活動等は一切行なっておりませんのでどうか安心してご相談ください。






 
空室対策コンサルタント 有限会社山長
有限会社山長 長田 穣

取締役 長田 穣(オサダミノル)

アパート経営、空室対策コンサルタント


あなたのアパート経営を支援させていただきます!


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