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【賃貸リノベーション】限られたスペースを最大限活用する方法


賃貸アパートは、限られたスペースに家具や雑貨などを配置しなくてはなりません。特に競争力が低下した古いアパートをリノベーションする際、「いかに室内空間を広く、機能的に演出するか」が重要になります。



これがうまくいかないと、借主が圧迫感を感じるだけでなく、入居自体を後悔してしまうため、結果的に稼働率にも影響が出てしまいます。



一見すると難しい課題に思えるかもしれませんが、工夫次第で空間を広く見せながら、利便性も向上させることができるため、入居促進や長期入居につながりやすくなります。



本投稿は、賃貸リノベーションを行う際に行うべき、限られたスペースを最大限引き出す方法について、詳しく解説します。


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▼ 目次




【本記事でお伝えする結論】


  • 築年数が古いアパートは収納力や家事効率が低くなりがちだが、スペースを工夫して最大限活用することで、機能性や利便性が向上するため、成約率の改善が期待できる。


  • 弊社物件では、リフォームやリノベーションを行うタイミングで、デッドスペースを活用して収納力強化。その結果機能性が向上し、入居促進につながっている。


1.限られたスペースを最大限活用するメリット


限られたスペースを最大活用するメリット

築年数が古い物件は新築物件と比べ、室内の機能性は劣っています。



しかしリノベーションの際、限られたスペースを最大限に活用する工夫を行うことで、借主にとって以下のメリットが期待でき、結果的には成約率や稼働率の向上につながります。



  • すっきりとした生活空間を保ちやすくなる

  • 家族とのコミュニケーションが自然に増える

  • 家事効率がアップする



それではそれぞれのメリットについて、詳しく見てきましょう。


すっきりとした生活空間を保ちやすくなる


すっきりとした生活空間を保ちやすくなる

ダイワハウスが発表したリリースによると、集合住宅に入居している約7割の方は、備え付けの収納に不満を抱いていることが明らかになっています。



収納のニーズは、借主のライフスタイルによって異なるのは当然ですが、収納不足と感じる声が多いことから、近年施工された新築物件では居住スペースを若干減らしてまでも、大型のクローゼットやウォーキングクローゼットを標準装備しています。



ファミリー向けアパートにおける洋室の広さは、かつては6帖が圧倒的に多かったのですが、近年施工された新築物件では、広い収納スペースを設けるために5帖となっているケースが殆どです。




一方築年数が古いアパートの場合、収納スペースが狭いだけでなく、中棚が設置されているタイプのため、洋服をすべて収納することは難しくなります。



収納できなければ、借主がハンガーラックを購入しなければならないため、部屋全体の見た目が雑然し、窮屈さや生活感が漂う空間になってしまいます。



しかしリノベーションを行うタイミングで、収納リフォームを行うことで、収納容量が増えるため、洋服などの日常品がすっきりと片付き、部屋全体が広々とした空間へと生まれ変わります。


▶ダイワハウスが発表したリリースは、こちらをご覧下さい。


家族とのコミュニケーションが自然に増える


家族とのコミュニケーションが自然に増える


かつては部屋数が多い物件が人気が高かったため、ファミリー向けアパートの間取りはDKタイプが主流でした。



しかしライフスタイルの変化により、リビングで家族とのコミュニケーションを楽しみたい、ゆったりと過ごしたい方が増えたことにより、近年ではDKタイプの需要は少なくなっています。



Alba Link 不動産総研が賃貸物件に入居している男女412人にアンケート調査したところ、「間取り」が入居の決め手になったと回答した方が、全体の6割以上いることが明らかになりました。



この調査結果から、顧客のライフスタイルに合った間取りにすることが、入居促進の鍵となることが伺えます。



そのため間取りがDKタイプの場合、リノベーションの際に、ダイニングとキッチンを隔てる壁を撤去することで、広々としたLDK空間が生まれるため、リビングを中心とした暮らしを実現できます。



限られたスペースを最大限活用することにより、より快適な住環境を提供できるため、間取り変更を行わない物件と比べると、早期成約が期待できるといえます。


▶Alba Link 不動産総研が発表したリリースは、こちらをご覧下さい。



家事効率がアップする


家事効率がアップする


株式会社千趣会が発表したリリースによると、共働き世帯のおよそ7割は洗濯物を室内干ししており、そのうち約5割は常時室内干しを行っていることが判明しました。



このニーズに応える形で、築年数が浅いアパートでは、リビングに吊り下げ式の室内物干しが設置されていますが、古いアパートでは設置されていない場合が多いです。設置されていなければ入居後に、室内干しスタンドを購入しなければなりません。



吊り下げ式の室内物干しは、工事費込みでも1~2万円程度と、コストパフォーマンスが高い点が特徴です。導入することにより、家事効率がアップするので、内見時の物件印象が高くなります。


▶株式会社千趣会が発表したリリースの詳細は、こちらをご覧下さい。


2.【リノベーション事例】限られたスペースを最大限活用する方法



弊社物件は築年数が経過しているため、2018年から空き室を順次リノベーションしています。全20戸の内、これまで15戸リノベーション完了済みで、本執筆時である2026年1月28日現在、全室満室となっています。



築年数の古さゆえに、特に収納スペースの使い勝手は新築物件と比べ、大きく劣っていました。しかし限られたスペースを最大限活かす工夫をしたことにより、従前と比べ機能性は大幅に向上させることに成功しました。



ここでは、弊社が実際に行った限られたスペースを有効活用したリノベーション事例について、ご紹介します。


DKをLDKに変更


DKをLDKに変更

ファミリー向けアパートに入居する方は、リビングで団らんを楽しみたいと考えています。そのためダイニングとキッチンが別々に別れたDKの間取りでは、入居後の生活イメージが連想しにくいため、賃料が安くても敬遠されがちです。



しかしダイニングとキッチンを仕切る壁を撤去し、内装を張り替えることで広いリビング空間が生まれ、料理や食事、くつろぐ時間を一体化させることができるため、自然と家族とのコミュニケーションを深めることができます。



弊社はファミリー向けアパートを3棟所有していますが、そのうち1棟8戸の元々の間取りは3DKでした。



客付け強化のため退去のタイミングで、DKからLDKに間取りを変えていますが、LDKにすることで室内全体が開放感が生まれ、さらに部屋の隅々まで採光が届くようになったため、従前と比べると空室期間が大幅に短縮することができました。



ファミリー向けアパートのLDKの広さは、おおむね12~13帖ですが、ここに家具などを設置すると場合によっては圧迫感を感じてしまう恐れがあります。ただし、内装を張り替える際、白を基調としたデザインを取り入れることで、部屋全体を広く見せることができ、圧迫感を和らげることができます。


▶DKからLDKに間取り変更を行った事例の詳細については、過去記事をご覧下さい。


洋室にオープンクロ―ゼット設置


洋室にオープンクロ―ゼット

賃貸アパートにおいて既存収納に加え、新たに収納スペースを増やすとなると、後付け収納を設置することが一般的です。



しかし多くのリノベーション物件では、既存の収納力不足は認識しているものの、特に対応していないが現実となっています。



弊社物件では一部の既存収納をクローゼットリフォームを実施していますが、それ以外の収納改善は特に行っていませんでした。



そこで今回、収納力を強化しようと、2025年8月末に退去した部屋の洋室天井部分に、ハンガーパイプを設置したオープンクロ―ゼットを初めて導入しました。



デッドスペースをうまく活用することにより、空間を広く使える他、洋服の収納容量が増え、さらに出し入れがスムーズになるため、利便性が高まります。



またオープンクロ―ゼットを設置した物件は非常に少ないため、対応することにより内見時の物件印象を向上させることが期待できます。


既存収納をクローゼットリフォーム


既存収納をクローゼットリフォーム


ライフスタイルの変化により、衣類収納のスタイルも、「畳んで入れる」から「ハンガーにかける」方へとシフトしています。ハンガーにかけた方が収納効率が良くなるため、近年施工された新築アパートでは、クローゼットが標準装備として設置されています。



一方、古いアパートの収納には、中棚が設置されているタイプが多く見られます。ただ洋服を吊るす際、突っ張り棒などを個別に用意しなければならないため、内見者から「使い勝手が悪い」と判断されてしまうと、成約率にも影響が出てしまう恐れがあります。



既存収納でも中棚を撤去して、ハンガーパイプを設置し、内装を新しく張り替えることで、より使いやすいクローゼット収納へと改善できます。これにより内見時、収納が足りないといったイメージを払拭することができ、結果的に入居促進につながりやすくなります。



ただし布団や嵩張る荷物を収納する際は、中棚があったほうが収納しやすいため、全ての収納をクローゼット化する必要はありません。弊社物件でも、実際にクローゼットリフォームは1箇所のみに限定し、他の収納はリフォームせずそのまま活用しています。


デッドスペースに壁面収納を設置


デッドスペースに壁面収納を設置


洗面脱衣所は、洗濯や脱衣、身支度を整える重要な空間です。このためタオルや下着、洗剤などを置くスペースを確保しなければ、利便性が悪くなるばかりではなく、生活感が目立つようになってしまいます。



築年数が浅いアパートでは、洗面脱衣所には収納棚が設置されていますが、築年数が古いアパートには設置されていないことがあります。



収納棚が設置されていないと、代わりに洗濯機ラックを用意しなければなりませんが、収納容量が限られてしまうため、使い勝手は悪くなってしまいます。



弊社物件の場合、新築時には収納棚はありませんでしたが、リフォームを行うタイミングで、洗濯機置き場付近に壁面収納を追加しています。



もともと洗濯機置き場のスペースにゆとりがあったため、導入することで収納力が大幅に向上し、よりすっきりとした空間を維持しやすくなりました。


室内物干しを2か所に増設


室内物干しを2か所に増設

近年では室内干しをする方が増え、また設置コストの安さから、築年数関係なく室内物干しを設置するケースが増加しています。



しかし洗濯物の量が多い場合や、乾いた洗濯物をすぐに収納したい場合、室内物干しが一つでは使い勝手が悪くなってしまいます。



弊社物件ではリノベーションを機に、LDKに室内物干しを設置していますが、家事効率をさらに向上させるために、2025年以降は南側の部屋にも室内物干しを設置しています。



これにより洗濯物を余裕を持って干すことができ、また部屋によっては自然素材の漆喰を施工してるため、一般的な部屋と比べ調湿効果により、洗濯物を早く乾きます。その結果、時短家事が可能となり、顧客満足度向上につながります。


▶漆喰の詳細、弊社リノベーション、リノベーション実績に関しては、過去記事をご覧下さい。





3.まとめ


今回は、賃貸リノベーションを行う際に行うべき、限られたスペースを最大限引き出す方法について、お伝えしました。冒頭でお伝えしたポイントをもう一度確認してみましょう。



  • 築年数が古いアパートは収納力や家事効率が低くなりがちだが、スペースを工夫して最大限活用することで、機能性や利便性が向上するため、成約率の改善が期待できる。


  • 弊社物件では、リフォームやリノベーションを行うタイミングで、デッドスペースを活用して収納力強化。その結果機能性が向上し、入居促進につながっている。



限られたスペースを工夫することで、築年数が古いアパートでも、住まいの印象を変えることができます。今回紹介した弊社事例は、競合物件では対応していないケースが多いため、客付けを強化させたい貸主は、この機会に検討されることをおすすめします。




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空室対策コンサルタント 有限会社山長
有限会社山長 長田 穣

取締役 長田 穣(オサダミノル)

アパート経営、空室対策コンサルタント


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