賃貸物件を探している方は平均3件内見し、内見からの成約率は約2割と言われています。内見から成約率が3割を切っている背景には内見者が「賃貸検索サイト内の写真と実際の部屋とのギャップが大きい」「自分が思い描いていた部屋とは違う」と感じたからと思われます。
ただ客付けで苦戦している多くの貸主/管理会社は上記を認識していない可能性は高いです。
弊社物件は築年数が経過しているため2018年から空き室を随時リノベーションしています。リノベーションを機に家賃8~10%値上げ+家賃相場は完全無視で客付けしていますが、室内内装を成約ターゲットが気に入るインテリアにしたことで…
2020年以降3期連続増収増益達成
2024年9月末現在満室状態継続
させることに成功しています。本投稿は賃貸物件の人気を左右する内装リノベーションのポイントについてお伝えいたします。
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▼目 次
【本記事でお伝えする結論】
1.賃貸客付けで成功しない物件の特徴
客付けで苦戦してしまうと多くの貸主は…
管理会社/仲介会社の客付けスキルが低下している
適正家賃ではない
広告料を設定していないから
募集時期が閑散期だから
と考えてしまいがちですが、客付けで苦戦する最大の理由は内見者が希望するインテリアテイストになっていない可能性が高いです。
若い世代ほどインテリアにこだわる人が多い
インテリアにこだわる理由は自分自身が満足したいから
アンケートに回答した約半数は現在のインテリアに不満がある
賃貸に入居されている方の約7割は好きなインテリアテイストを実現していない
ことがわかりました。つまり賃貸客付けで成功していない物件は退去後に行ったリフォーム/リノベーションコンセプトがずれている/曖昧の可能性があり、仮に客付けできても好きなインテリアテイストを実現できなければ退去リスクが高くなります。
▶リノベーションコンセプトが重要となる理由は過去記事をご覧下さい。
2.賃貸物件の人気を左右する内装リノベーションのポイント
先程若い世代は「インテリアにこだわる人が多い」とお伝えしましたが、内装リノベーションする際どのようなカラーコーディネート&インテリアにすればいいのでしょうか?
配色の黄金比率を理解する
部屋探しされる方は内見時、家具やカーテン&雑貨が部屋とマッチするか意識しながら見ています。そのため内見者が思っていたイメージと違ってしまうとその時点で成約対象外となってしまいます。
上記を避けるには貸主が配色の黄金比率を把握しておかなくてはなりません。一般的に室内の配色を「70:25:5」にするとバランスが取れた部屋となるため、内見者が理想とするインテリアテイストを作りやすくなります。
ここで注意しなければならないのは、リノベーションで対応できるのはベースカラーのみとなりますのでメインカラー&アクセントカラーとの調和を意識しないと、部屋全体の統一感が無くなり訴求力を高めることができません。
どのインテリアがいいのか把握する
リノベーション物件を探している方は室内デザイン性をものすごく意識しています。そのためリノベーションする際は成約ターゲットが好むインテリアにしなければ募集しても訴求力が高まらないため空室期間は長期化してしまいます。
先程紹介した一条工務店のリリースによると、アンケートに回答したすべての年代(20~40代)はナチュラルテイストに興味を示していることがわかりました。
つまり内装リノベーションする際、木材&観葉植物との相性が最もいい白をベースカラーとし、リノベーションで用いる色を2色に抑えると、内見者が好むインテリアテイストが実現しやすくなるた反響数&成約率は一気に向上します。
▶カラーコーディネートの詳細はは過去記事をご覧下さい。
3.内装リノベーション成功事例
弊社物件は築年数が経過しているため2018年から空き室をリノベーションしています。物件の間取りが2LDKで入居者の大半は20~30代カップル/新婚さんのためリノベーションを機「室内デザインを20~30代女性が気に入るナチュラルテイスト」にしたところ…
成約期間:従前約400日→募集後2か月以内で成約、最短は退去翌日
家賃:従前と比べ8~10%値上げに成功、家賃相場より1万円高い
物件稼働率:従前約89%→2023年度99.12%
達成することができました。
▶弊社内装リノベーション詳細は過去記事をご覧下さい。
4.まとめ
今回は賃貸物件の人気を左右する内装リノベーションのポイントについてお伝えしました。冒頭でお伝えしたポイントをもう一度確認しましょう。
部屋探しされる方は貸主は思っている以上に、入居後のレイアウトや配色バランスを意識しながら内見しています。そのため内見者が理想とするインテリアテイストになっていないと仮に家賃が安くても他の物件に流れてしまいます。
適正家賃で募集しているのに客付けがうまくいかない場合、室内内装に問題があるかもしれませんので見直されることをおススメします。
今回ご紹介した内容を実践して頂ければ確実に効果は期待できますが、「こんなのどこから手をつけていいかわからない!」という方もいらっしゃるのではないかと思います。
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